朝会で、人権について話をしました。

誰一人同じ吉田っ子はいません。考え方も感じ方も好きなものも人それぞれ。そして、自分の考え方や感じ方は、自分にとってはふつうです。でも、一人ひとり違うように、自分の「ふつう」とひとの「ふつう」は違います。ふつうは人それぞれ、誰一人同じひとはいないという意味で「ふつうはグラデーション」です。

ちがいを認め合わないと、「変なやつ！」とか、「自分と違うから分かり合えないな」とけんかやいじめにつながりかねません。

ちがいを認めることができれば、「そういう考え方もあるね」「考えが広がるな」とたがいのよさを受け入れることができ、楽しいことが増えるのではないでしょうか。

「ちがいを大切にする」「ちがいをみとめあう」ことが人権です。

吉田っ子が生きる未来は、今よりもっと世界中の国や人が身近になり、習慣や考え方、見た目や言葉など、自分のふつうとは違う人に出会います。たくさんの友だちがいる学校で、ちがいを大切にしたり、ちがいを認めたりする経験を積んでほしいと思います。