学校生活のようす

9月3日 心も育てる給食

公開日
2025/09/03
更新日
2025/09/03

給食




















今日の昼放送では、栄養教諭から児童へ以下のメッセージを伝えました。


「今日は、野菜のお話―ではなく、「音」と「人の心」についてお話ししたいと思います。



 



みなさんは、給食の食器を返すときにガチャーンと「音」を立てていませんか?



実は、この「音」には、みなさんの心が表れています。



 



音を立てないように静かに食器を片付けることは、三つの大切な心を表しています。



 



一つめは、物を大切にする心です。



食器は毎日みんなで使う大事な道具です。音を立てて雑に使えば、すぐに欠けたり壊れたりしてしまいます。大切に使う姿は、「物を大切にする」という心を表しています。



 



二つめは、まわりの人への思いやりの心です。



大きな音は、聞いている人が嫌な気持ちになったり、びっくりさせたりします。静かに返すことは、「まわりの人への思いやり」の優しい心が表れています。



 



三つめは、作ってくださる人への感謝の心です。



調理員さんが毎日朝早くから心を込めて作ってくださっている給食。その気持ちに応えるように食器を丁寧に返すことは、「ありがとう」を伝える心が表れています。



 



 



食器を片付けるときだけでなく、



ドアの開け閉め、歩く音、机に物を置く音。そうした日常のちょっとした音から、「この人は丁寧な人だな」「思いやりのある人だな」と感じてもらえます。



 



反対に乱暴な大きな音は「雑な人」「思いやりのない人」と思われてしまうかもしれません。



 



今日からの給食の後片付けで、ぜひ自分のたてる音や教室の音に耳を澄ませてみてください。



これでお話を終わります。」


給食では身体だけではなく心にも栄養を送り、育てています。