卒業式③
- 公開日
- 2025/03/19
- 更新日
- 2025/03/21
学校行事
校長式辞です。卒業生に向けて、次のように話しました。
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さて、私は皆さんと四年間、この大府小学校で学校生活を共にしました。この間、先日の「生き
る」をテーマとした話をはじめとして、皆さんには様々に私の思いを語ってきました。今日は最後
の授業として、私の思いのたけをお話ししたいと思います。三つお話しします。キーワードは「自
分らしく」「あの人のために」「挑戦の一歩」です。
まず、一つ目。皆さんには、自分らしく生きてほしいと願っています。「その自分らしさが分か
らないんだよ」という人がいるかもしれません。でも、今分からなくても大丈夫。それに、毎日毎
日を「自分らしさ」を意識しながら生活していってほしいと言っているわけではありません。むし
ろ、いざというときにこそ「自分らしさ」を発揮してほしいと思っています。例えば、どうしよう
もないどん底で苦しんでいるとき。また例えば、どうすべきかとことん迷っているとき。逆に、や
る気に満ち溢れ「さぁこれからだ」と充実しているときも、そのいざというときかもしれません。
そんなときに、自分の内側から沸き起こってくる思いや願いが「自分らしさ」だと思っています。
誰かの目を気にした思いではなく、誰かの言葉に惑わされた願いでもないもの。それが「自分らし
さ」の正体だと思っています。ぜひ、このいざというときに、自分の内側から沸き起こってくる思
いや願いに素直に従ってほしいと思います。それが、自分らしく生きていくことになるのだと思っ
ています。あなたの自分らしさ、心から応援していますね。
二つ目は、他のあの人も大切にできる人であってほしいということです。「今、自分らしさが大
切だよと言ったばかりじゃないか」と思うかもしれません。少しわかりにくい言い方をしますが、
自分を大切にする人は、自分以外のあの人も大切にできる人だと思っています。大切にする中身は
それぞれでしょう。必ずしも自分が大切だと思っているものを、他の誰かも大切だと思っているわ
けではないと思います。校長先生が言っているのは、そうした中身のことではなくて、その人の存
在や姿ことです。皆さんよくわかっていると思いますが、人は人とのかかわりの中で生きていきま
す。自分という存在の大切さだけ声高に主張して生きていくことはできません。自分だけ笑顔になっ
て生きていくことはできないのです。他の人の存在や生き方や姿を尊重しながら、できればその人
の笑顔のためにも自分の力を発揮する。そんな姿で「私も幸せ、あなたも幸せ」と言えるように生
きていってほしいのです。それでも、他人との対立で思い悩むこともきっとあるでしょう。そのと
きは考えて考えて考え抜くのです。あきらめずに「私も幸せ、あなたも幸せ」という道を探し抜く
のです。そうして考え抜いた先に、みんなの笑顔が必ず待っています。あの人のために力を尽くす
大切さ、心に強く止めて生きていってほしいと思います。
最後の三つ目です。自分が変われば世界も変わると信じて「挑戦の一歩」を踏み出す人であって
ほしいと思います。「どうせ自分にはできっこない」「どうせ自分一人では何も変わらない」など
とあきらめて生きていくことからは、本当に何も生まれません。考えてみてほしい。できると分かっ
ていることや、成功すると分かっていることに取り組むことは「挑戦」とは言わないですよね。不
安はあるけれども、心配はあるけれども、自分が踏み出す一歩で、自分にもまわりにも変化が起き
るんだと信じて、あなたのその一歩を踏み出してほしいのです。ときとして、そうして歩み始めた
あなたの姿を見て、応援してくれる人が現れるかもしれません。そうであれば、その応援は素直に
受けましょう。ともに歩むことができる人がいることは、この上なく心強いものです。でもやっぱ
り、向かい風が吹くときに踏み出す一歩は厳しいし辛いものです。そんなときは、両足とおなかに
力を入れながら、あなたに向かって強く吹く風に負けず、踏ん張ってほしい。そして、焦らず、ゆっ
くりと、すり足でもいいから半歩でもいいから、前に進んでほしい。そんな逆風に立ち向かって進
もうとするあなたの姿こそ尊く、かっこいいと思います。「挑戦の一歩」を踏み出すあなた、向か
い風の中を進むあなた、そんな何にも代えがたいあなたのかっこよさが世界を変えていきます。
以上、三つ、校長先生の思いのたけを語りました。この先も大いに迷い、悩み、考え、自分は何
をなすべきかを自分が決めて、あなたの人生を歩いて行ってください。これからもずっと応援をし
ています。
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卒業生の歩みをいつまでも応援します。
ます。「挑戦の一歩」を踏み出すあなた、向かい風の中を進むあなた、そんな何にも代えがたいあなたのかっこよさが世界を変えていきます。
以上、三つ、校長先生の思いのたけを語りました。この先も大いに迷い、悩み、考え、自分は何をなすべきかを自分が決めて、あなたの人生を歩いて行ってください。これからもずっと応援をしています。